地方紙の電子版PR動画制作
地元クリエイター起用の動き
電子新聞や有料デジタルサービスの普及に取り組む新聞社の動きが加速している。そのような中、地方紙は地元に精通するクリエイターとともに、電子版をPRする動画を制作する動きがある。
山陽新聞社(岡山市)は2月28日、電子版で地元のクリエイター集団「岡山広告温泉」とオンライン動画を制作する企画を開始した。2014年6月に同社が提供を始めた電子版の読者開拓の一環。デジタルになじみのある若者層に訴求するコンテンツを発信することで、電子版の普及を図る。
同日公開した第1弾は「ニート?ザ・桃太郎」。主人公は鬼退治に行こうとせず、スマートフォンでゲーム三昧の桃太郎。働き者のおじいさんとおばあさんが「新聞を読んで社会のことを勉強しろ」と諭す物語となっている。同企画は「ニュースをつくろう。」をテーマとし …
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