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GWにSW・・・大型連休は消費の活性化につながるか

野村総合研究所 日戸浩之

2015年、日本では5連休が2回あることをご存知だろうか。まず今年の「ゴールデンウィーク」は暦の並びが良く、5月2日(土)~6日(水)までが5連休である。さらにハッピーマンデー制度が導入され、もともと9月15日で固定されていた敬老の日が、9月の第3月曜日になったことで、第3月曜日の2日後の水曜日が秋分の日になる場合のみ、両者に挟まれる火曜日が休日となり、9月19日(土)~23日(水)までが5連休となる。これは通称「シルバーウィーク」と呼ばれることがあるが、2009年が初めてで、2015年が2回目、その次は2026年となる。

このような大型連休が続くとなると、海外旅行などの大型レジャーへの支出が期待されるところであるが、現在の消費者のマインドはどうであろうか。

野村総合研究所が3年に1回、全国の約1万人を対象に実施している「NRI生活者1万人アンケート調査」の結果をみると、今後消費を増やしたい分野として2000年からの時系列で見て伸びているのは「食料品関連」「外食」「衣類、ファッション」「家電製品」などの日常生活にまつわる衣食住の分野である。一方で、「自動車」や「旅行」などの大型消費は伸び悩む傾向があり、イベント的な消費ではなく、日常の場を充実させていこうという傾向が見られる。「人とのつきあい・交際費」も2003年以降で一貫した上昇傾向にあり、2009年から2012年にかけても26%から28%へと2ポイント増加している。東日本大震災後、「絆消費」という言葉が生まれたが、その影響も表れているのかもしれない(図1)。

また趣味について2000年と2012年を比較すると …

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