話題になった広報企画100事例(アサヒグループ、味の素、カルビー、他5社)
各社の広報部門の責任者が、反響の大きかった広報施策を教えてくれた。その事例から、社会の関心への寄り添い方や、目的・ターゲットに即した手法選びなどが研究できる。自社とは異なる業界の施策もヒントになりそうだ。
話題になった企画100事例
情報があふれる昨今、自社の存在を広く伝えるために広報担当者に求められるのは、世の中の関心事とすり合わせた情報の発信だ。そこで各社の広報部門の責任者に、今どのような社会事象やキーワードに注目しているのか聞いた。
当社グループのビジネスモデル収益の多くが「人流」により生み出されるものであり、コロナ禍によるニューノーマルの世界がコロナ前まで復元できずにどこまでで頭打ちになるのかはグループの業績に多大な影響を及ぼすため(東急 栗原氏)。
コロナ禍によるライフスタイルの変容によりリアルコミュニケーションの大事さが、改めて見直されている。これまでSNSやオンライン上でのコミュニケーションが続いた数年だった中、リアルの大事さがお客様にも求められていると感じている。そういった場を創出することが求められている(石井食品 池田氏)。
コロナ禍の3年の間に、オンラインの様々なメリットを認識することになったが、コロナも収束しつつある今日、日々の出社も含めた外出や外食、国内外への...