話題になった広報企画100事例(アサヒグループ、味の素、カルビー、他5社)
各社の広報部門の責任者が、反響の大きかった広報施策を教えてくれた。その事例から、社会の関心への寄り添い方や、目的・ターゲットに即した手法選びなどが研究できる。自社とは異なる業界の施策もヒントになりそうだ。
話題になった企画100事例
情報があふれる昨今、自社の存在を広く伝えるために広報担当者に求められるのは、世の中の関心事とすり合わせた情報の発信だ。そこで各社の広報部門の責任者に、今どのような社会事象やキーワードに注目しているのか聞いた。
広報活動において、自社らしさを表現するビジュアルや画像は大切な要素であり、AIがテキストから、即時に必要とする画像を自動生成できることで業務に変化が起こると考えている(マルハニチロ 小林氏)。
自社でもLLM(大規模言語モデル)Labsという研究プロジェクトチームを組成するなど、会社としても注目度が高い(ショーケース 前田氏)。
ルーチンワークや単純作業などAIに任せられる業務は任せて、メンバーの業務効率を図ることで、企画や戦略の立案といった本業に注力し、一歩踏み込んだ広報ができる環境を整備したいと考える(村田製作所 山田氏)。