企業やサービスの知名度アップにもつながる自社メディアでの発信は、知名度不足に悩むベンチャーには有効なPR戦略の一つだ。ここではメディアをゼロから立ち上げ、育ててきた2社の取り組みに迫る。
2500人が渋谷で日本酒飲み比べ
今年5月に日本酒イベント「SHIBUYA SAKE FESTIVAL」を開催。両サイトで告知したところ、2500人近くの集客となった。「NOMOOO」スタートから2年後のことだ。
ビールや日本酒、ワインなどお酒に関するコンテンツを紹介するメディア「NOMOOO(ノモー)」。2013年に開設したこのメディアを運営するのが「リカー・イノベーション」(東京・足立区)だ。酒屋を母体とするベンチャー企業で、社員も6人と小規模かつメディア経験者も不在のなか、独力でメディアを拡大。現在は月間100万PV、メディアを通じてイベントを告知すれば、2500人の参加者を集められるまでに成長している。その取り組みに迫った …
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