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匿名記者が明かす残念な広報対応

赤字の入れ方でレベルは一目瞭然?広報とメディア「原稿確認するか否か」という問題

月刊誌 編集者 Nさん(男性)

記者と広報は、なぜすれ違う?第一線で活躍するメディアの記者に本音で語ってもらいました。

月刊誌 編集者 Nさん(男性)

編集者歴十数年。これまで手がけた企業取材は800社以上。編集長に「赤ペンの魔術師」と呼ばれており、原稿内で誤字がある箇所を直感で嗅ぎ分けられるという秘技を持つ。押しの強い広報に出会うと逃げたくなってしまう性分で、程良い距離感で緻密な対応をしてくれる硬派な広報担当者を勝手に応援している。最近のストレス解消法はアクアビクス。

なんでもかんでも原稿確認

初めまして。とある月刊誌の編集を担当しております、Nと申します。媒体については詳しく書くとバレてしまうので伏せますが、おそらく広報会議さんの読者ならば一度は手に取られたことがあるであろう、それなりに知られた雑誌の編集部におります。

さて、早速ですが今回のお題である「残念広報」。十数年の編集者人生のなかで、PR会社の方からのしつこい売り込み電話にキレたことが数回ありますが、企業の広報の方と衝突したことはほとんどありません。もしも残念な対応をされたとすれば、それは必ずしも広報の方に問題があったのではなく、取材する側にも問題があったのだと考えるようにしています。

ただ一度だけ、ずいぶん前に経験したある有名大手メーカーの広報の方の残念な対応だけは忘れられません。それはさかのぼること、今から5~6年前になるでしょうか。私どもの媒体ではとあるデータをまとめて掲載するページを持っており …

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