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SNSがきっかけでダイヤモンドを買った話

島袋孝一(プリファードネットワークス マーケティング)

アクセサリーブランド「gray(グレイ)」

この原稿を書いているのは、2021年クリスマス直後。自身が十数年ぶりに買った「とあるもの」の体験談をもとにD2CブランドとSNSの事例をご紹介します。

再認知から購買

12月中旬オフィスからの帰途、乗り換えの渋谷駅で印象的なOOH(屋外広告)に出合った。「誰かにも、やさしいダイヤモンド」シンプルなコピーと素敵なビジュアル。そしてブランドロゴ。Instagramで人気を集め、2020年1月の発表から1年半で月商5000万円を達成したというアクセサリーブランド「gray」のものでした。

21年の夏頃、ファッション専門媒体で代表の恩地さんの取材記事を読んでから、彼のTwitterアカウントやブランドInstagramをフォローしていました。その時は「なんとなくいいな。」くらいの感覚でした。

それから半年後、先のOOHに出会い、彼のTwitterやnoteを見に行くと、OOH実施の背景や、それが掲載当日だったことを知りました。そして同時に、期間限定POP UPストアが百貨店でオープンすることも知りました。grayは、文字通りのD2Cブランド。販路は自社ECと年に数回のPOP UPストアのみ。この機会を逃せないと思い、後日クリスマス直前の百貨店に足を...

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