不織布マスク
2020年1月に日本で初めて新型コロナウイルスが検知されてから、早2年。
当初はここまで長引くとは思ってもおらず、毎日の生活にはいろいろあるものの、ここまで大きな世界規模の出来事に遭遇することになるとは考えもしなかった。まず困ったのは街中からマスクが消えてしまったことだ。あれほど当たり前のように売られていたものが店からもネット通販からも消えた。たまに店舗で販売されると、朝から長蛇の列で開店を待つ姿がニュース映像になる。当時は先の見えないことも多く、不安が大きかったように記憶している。
その後、「マスクがないならつくってしまおう!」ということで手づくりマスクが流行る。好きな手ぬぐいや、生地を使えるのでかなり楽しい。そして世の中が暗いムードの中でも、楽しみを見出していたわずかに明るい出来事だったのではないだろうか。
私自身も手づくりマスクを楽しんだくちだ。綿素材を使用していたので、感染予防の効果は不織布タイプのものほどではないかもしれないが、肌にやさしく、1日装着しても快適であった。ちなみに耳にかける紐部分はストッキングを使用した。これは知人からの情報だ。このアドバイスによってゴムによる耳の痛みが完全に無くなり、快適になった。懐かしい思い出だ。
そんな日々が過ぎると、マスクの品薄が解消され、再び街中でも売られるようになった。さらに...
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