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エルメス(HERMES)初のネイルカラー(レ・マン・エルメス)

小川裕子(小川裕子デザイン)

HERMÈS/レ・マン・エルメス

昨年2021年10月15日よりエルメス銀座店から初のネイルカラーが発売された。カラーは全24色。エルメスがアトリエと店舗を構えるパリのフォーブル・サントノーレ24番地にちなんだ数だとか。ヌーディーなピンク系やナチュラルなベージュ系もありつつ、まさにエルメスカラーのオレンジやグリーンなど大人が楽しめるセレクションになっている。

サイトには「手は顔と同じくらい雄弁。想いや感情、個性を物語る第二の顔。」と書かれている。まさにその通りだ。ナチュラルな爪も綺麗だが丁寧にマニキュアを施された指先は本当に美しく清らかでその人の性格が見て取れる。このコロナ禍になり2年ほどマニキュアを止めていた自分としては少々耳が痛い話だ。

初めてこの商品を認識したのはファッション誌の広告だったと記憶している。見た瞬間に目が釘付けになるほど見惚れてしまった。商品デザインが美しすぎる、そして存在感がすごい勢いで伝わって来たのだ。まずはボトルの美しさとブランドらしさに圧倒された。形状といい、キャップの作りといい1本の小さな存在がとても大きなものに感じられた。大切に持っておきたい一品という感覚だろうか。

普段私はエルメスの手帳を愛用している。この手帳カバーはもう何年も使っており中のレフィルを毎年購入するタイプだ。近年スケジュール管理もデータにできるがこの手帳だけは譲れないアイテムとして...

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