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アクティベーションツール

印刷物で、リアルとデジタルをシームレスに繋ぐ

向坂文宏(桜美林大学)

ザ・コンランショップ/カテゴリー商品カード

生活の様々な場所でデジタル化が進み、店頭プロモーションの世界でも「店頭DX」という言葉が一般的になった。気が付けば、店頭には多くのデジタル機器が並び、デジタルサイネージやセルフレジ機能の付いたスマートカート、AIによる無人店舗などのデジタルソリューションも身近になった。コロナ禍で一気に店頭施策のデジタル化は進み、ひと昔前では考えられなかったペースで変化が訪れている。

一方で、「店頭DX」=「最新のリテールテクノロジー」による新しい店頭施策のようなイメージもあるが、その本質はあくまでも買い物体験の向上である。買い物客にとっては満足のいく買い物ができることが望まれているのであり、その手法がアナログかデジタルかは重要ではない。むしろデジタル機器が数多く並ぶことで、店舗の持つ雰囲気が壊れてしまったり、買い物が煩わしくなってしまうこともあるだろう。

では、どのように「店頭DX」を考えるべきなのか。今回は、店舗の雰囲気などを変えることなく、非常に上手にアナログとデジタルを融合させていた店頭施策をレポートする。

買い物体験を向上させる店頭DX

ザ・コンランショップは家具や生活用品などを揃えたホームファニシングショップである。世界中のシンプルかつ高級、そして実用的な商品が取り揃えられており...

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