販売促進の専門メディア

           

アクティベーションツール

生活者にSNSでシェアされるコンテンツとは?

島袋孝一(ヤプリ)

「SNSのマーケティング」というと、「企業アカウントの運用・発信」のことばかりイメージしてしまいますが、忘れがちなのが「傾聴」です。生活者発信によるUGC(User Generated Content)の発見や主要SNSチャネルでのSOV(Share of Voice)を意識することは、統合コミュニケーションプランに寄与するプロセスだと思います。

「企業の担当であれば、一般生活者・消費者から、自然なカタチで自社の商品やサービスをポジティブな意見とともにSNSシェアいただくことは、とても嬉しいことだと思います。宣伝予算を投じ、数値的影響力の大きいインフルエンサーに依頼し、PR投稿いただくことも、この数年では当たり前になった取り組みですが。しかし金銭的対価がなくともSNSシェアをしていただけるブランドの「ファン」とのコミュニケーションは、より重要度を増している取り組み・考え方となっています。

「ググる」から「#タグる」へ

2018年に出版された書籍『シェアしたがる心理〜SNSの情報環境を読み解く7つの視点〜』(天野彬 著/宣伝会議)の帯に書かれた「情報との出会いは『ググる』から『#タグる』へ」というメッセージは、多くのマーケターに響きました。

小生が商業施設や飲料メーカーでSNSマーケティングを担当していた時、来店時にハッシュタグをつけてSNS投稿をしていただいたら「クーポン・値引き」や...

あと60%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

アクティベーションツール の記事一覧

ライブコマースサービスの事業譲渡に見る今後
生活者にSNSでシェアされるコンテンツとは?(この記事です)
位置情報によるアカウンタビリティ強化
ページをめくらせる行動を誘引する仕掛け
普遍的なパッケージだからこその空気感
「ライブコマース×あと値決め」、ポストプライシングを用いた効果測定
空きスペースをOOHとして表現のキャンバスに
音声メディア活用で検討すべきこと
リアル店舗での、ARテスター活用アイデア
伝統と革新を感じる、手土産にしたいパッケージ
ライブ配信の効果が求められる1年
『仮想世界』としてのゲームの大きな可能性
想いを形にできるメディア
当たり前となったリモート接客の什器
愉快なパッケージデザインたち

おすすめの連載

特集・連載一覧をみる
販促会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する