大掛かりなアトラクションから、見慣れた企画の見方を変えるものまで。スケールの異なるアイデア事例を紹介する。
スーパーの買い物カゴがつなぐ、運命の人と出会い
買い物カゴの中身を元に、恋人候補のマッチングを行う「バスケット・デート」の動画。広告会社はBBH Live。
英スーパー大手テスコが今年のバレンタインデーに合わせ、買い物カゴの中身をもとにカップリングを行うという企画。ヘメル・ヘンプステッド店に独身の男女32人を集め、彼らに20ポンド(約3200円)分、商品をカゴに入れるところから企画はスタートする。
商品を入れ終わったら一度回収し、心理学者のレイチェル・モリス氏が買い物カゴの中身を分析。その結果を元に16組のペアが作られる、というものだ。「買い物カゴは、その人の人となりについて多くを語ります。料理など暮らしにまつわる嗜好性は人格についての大きなヒントです」(モリス氏)。
こうしてできたペアのうち ...
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