せっかくの店頭イベントも、知られなくては意味がない。 ネット行動分析サービスのヴァリューズの協力を得て、商業施設サイトを見ている人はどんな人かを調べた。
調査概要:全国約20万人規模のヴァリューズモニター会員の協力により調査した、インターネット行動ログをベースとした。対象端末はパソコン。


サイト訪問者は、30~40代の世帯がボリュームゾーンと推測できる商業施設「東京ソラマチ」のウェブサイト。家族参加型のイベントやカフェなどの飲食関係がよく見られている様子だ。
東京ソラマチ
女性比率が高めグルメや家族向けが上位
商業施設「東京ソラマチ」のウェブサイトは、アクセスしてスクロールせずに目に入るファーストビューに、同施設の注目のイベントやキャンペーンを大きな画像で見せる構成。画像は一定時間で左から右にスライドしていく。
下部へスクロールすると、大まかに、その他のイベント・キャンペーン、テナントなどの「ショップ・トピックス」、そしてお知らせ、というコンテンツが並ぶ。左サイドには店鋪検索や、施設への行き方、子ども向けのイベントやサービスを紹介する「キッズインフォ」などもある。
ネット行動分析のヴァリューズの推計によると、「東京ソラマチ」のサイト閲覧者は女性が多く57%。世代構成では40代が30%、30代が26%、50代が18%の順となった。既婚者が6割を超えるが、子どもの有無はほぼ半々のため、比較的若い世代の夫婦がサイトを見ているようだ。
東京ソラマチのウェブサイトにたどり着いた自然検索のキーワードでは、年間を通じての上位は、「ソラマチ」や「スカイツリー」。さらに、いずれも「レストラン」との掛け合わせでの検索が多く、訪問者はグルメ情報が気になっている様子が伺える。下位でも、「かき氷」や「ランチ」「カフェ」「スイーツ」「ケーキ」といったグルメ関連ワードが目立つ。
サイト内でよく見られているコンテンツでは ...