販売促進の専門メディア

           

買い物客が動く!体験・デジタル アイデア事例

私たちは編集者だ――HMV&BOOKS TOKYOの売り場づくり

「HMV&BOOKS TOKYO」

音楽ファンの聖地として惜しまれながらも閉店した東京・渋谷のHMV。2015年秋に複合型店舗として再オープンを果たし、人気を集めている。その消費者を引きつける売り場とは。

img01
img02

「HMV&BOOKS TOKYO」。書籍中心に店員が自主的に編集する売り場(写真上)が人気を集め、オープンから好調なスタートを切った。店内イベント出演後のゲストが売り場をめぐっていることもあり、来店客のサインに応じる場面なども見られるという。まさに実店舗でしか味わえない体験だ。

平均滞在「1時間」併買率も好調

本もCDも市場の縮小が止まらず四苦八苦の中、気を吐いている店舗がある。「HMV&BOOKS TOKYO」だ。HMV国内第一号店として20年の歴史を築くも2010年8月に閉店。運営会社がローソンHMVエンタテインメントに変わり、2015年秋に5年ぶりに新業態の店舗としてオープンした。

現在までの売上目標は、ほぼ想定通り。店頭で開催するイベントは …

あと80%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

お得なセットプランへの申込みはこちら

買い物客が動く!体験・デジタル アイデア事例 の記事一覧

「ルパン三世」軸に再発見 ONE本店で発揮した伊勢丹の底力
【座談会】店頭×テクノロジー 新しい買い物体験の現在と未来
リアル店鋪だから実現した 海外の店頭アイデア
店頭さながらの利便性 機能拡大続くオンライン販売
買い物客の「判断脳」を楽しく刺激する2つのメソッド
商業施設の公式サイト 利用者はどこを見ている?
モノは消費者が望む 「コト」を実現する手段に
人気モデルとの記念撮影に行列200人超 若年層女性向けブランドで
C to Cの作家と直に会える パルコで対面販売
三戸なつめさんがコーデ提案 Gapとジェットスターのコラボイベント
店・商品の見え方が変わる タッチポイント・店頭企画
私たちは編集者だ――HMV&BOOKS TOKYOの売り場づくり(この記事です)
老いる消費、若い世代も成熟派に カギは「手の届く楽しみ」

おすすめの連載

特集・連載一覧をみる
販促会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する