消費者との接点は、工夫しだいで新しく設けることができる。ポップアップストアや新業態、訪日客向けの取り組みなどを紹介する。
人気ベーカリーとコラボ スティックコーヒーの飲用シーン拡大


味の素ゼネラルフーヅが「二子玉川ライズ」のガレリアを会場に実施した「STICK MORNING CAFÉ」。本格的なカフェといった様相だ。来場者がパンを温めなおして食べられるよう、バルミューダのトースター(写真下)も用意した。
味の素ゼネラルフーヅ(AGF)は1月26日から31日にかけ、スティックコーヒーの「〈ブレンディ〉スティックカフェオレ」シリーズのプロモーションで、商業施設「二子玉川ライズ」(東京・世田谷)を会場に、パンとカフェオレをセットにして提供する企画「STICK MORNING CAFÉ(スティックモーニングカフェ)」を実施した。朝食時にパンと一緒に商品を楽しんでもらう飲用シーンを訴求し、需要開拓を図る考えだ。
会場では「〈ブレンディ〉」のブランドカラー、グリーンを基調とした「STICK MORNING CAR(スティックモーニングカー)」がカフェを出店した。さらに東京都内の人気ベーカリーとコラボレーション。パリのグルメガイド「ピュドロ」で“パリで最高のパン屋”の称号を獲得した名店「メゾンランドゥメンヌトーキョー」(東京・港)や、パンとバターの専門店「bread&butter factory( ブレッド&バター ファクトリー)二子玉川」(東京・世田谷)など、人気のパン屋13店舗が集まった。開催期間中は、毎日7店舗が出店。来場者は好きなパンを1個とその日の気分に合った〈ブレンディ〉スティックカフェオレを6種類の中から1本選び、無料で受け取ることができた。
今回の企画は、マルシェ(市場)運営の「マルシェ・ジャポン」と、ベーカリーやお菓子屋を集めた朝市を運営している「パンイチ!」も参画している。AGFは二子玉川ライズを皮切りに ...