ハンバーグ文化を世界に向けて発信するため 最上位の価格設定をしたGOKU BURGER
国内外で飲食事業を展開するKICHIRIは2019年7月、ハンバーグ専門店「いしがまやハンバーグ」初のグローバル旗艦店「いしがまや GOKU BURGER」を表参道にオープンした。ハンバーグを世界に広めるべく、世界中の人が集まる街に出店した同社は、どのようなことを意識し、価格設定を行ったのだろうか。KICHIRI GOKU BURGERブランドマネージャー兼スーパーバイザーの塩原紗矢香氏に話を聞いた。
原材料価格の高騰を企業努力で吸収しえなくなった2023年、日用品の値上げが相次ぎ、消費者の節約意識がさらに高まったと言われています。これまで、安さを維持することが正義のように捉えられvることもあり、値上げに踏み切れない企業が多かったなかで、大きな変化と言えそうです。値上げラッシュの2023年を通じて、企業が改めてマーケティング戦略におけるプライシング戦略の重要性を理解することになったのではないでしょうか。今回は、ヒット商品や店舗などの事例も交えながら、現代消費者に支持される「値ごろ感」を明らかにするとともに、戦略的なプライシング戦略のあり方を考えます。
国内外で飲食事業を展開するKICHIRIは2019年7月、ハンバーグ専門店「いしがまやハンバーグ」初のグローバル旗艦店「いしがまや GOKU BURGER」を表参道にオープンした。ハンバーグを世界に広めるべく、世界中の人が集まる街に出店した同社は、どのようなことを意識し、価格設定を行ったのだろうか。KICHIRI GOKU BURGERブランドマネージャー兼スーパーバイザーの塩原紗矢香氏に話を聞いた。
2020年12月4日、東京・神楽坂に完全個室の本格的なフィンランド式サウナ、「ソロサウナtune(チューン)」がオープンした。人々の外出機会が激減したコロナ禍に、ソロサウナtuneはどのような価格設定でオープンに挑んだのだろうか。ソロサウナtuneの女将・遠藤香氏に話を聞いた。
日本政府観光局の1月17日の発表によると、2023年の訪日外客数は累計2506万6100人。同年12月の訪日外客数は、2019年同月比108.2%となる273万4000人と、新型コロナウイルス感染症拡大後で単月過去最多となるとともに、12月として過去最高を記録した。2023年以降復調するインバウンド需要に対して、商品やサービスの価格はどのように変化しているのか。そこで今回、外国人観光客に人気の国内・主要観光施設の入場料・拝観料を調査した。
1990年の初出店から33年、コロナ禍における出店戦略の成功もあり、カラオケ業界において店舗数と売上高の大幅な伸長を続ける「カラオケまねきねこ」。今や、全国で出店していないのはわずかに数県だけ。店舗によって料金が異なるという、カラオケ業界の価格設定とは?同カラオケチェーンを運営するコシダカホールディングス 執行役員・経営企画室長の田中恵氏に話を聞いた。
新型コロナウイルス感染症の流行は消費者のライフスタイルや食生活に大きな変容を与えた。コロナが収束し、消費者はさまざまな混乱や制約から解放されたものの、相次ぐ物価高により賃金の伸びが追いつかない状況が続いており、消費者の節約志向が高まっている。消費者の価格意識と消費行動の現在地を、デロイト トーマツ コンサルティングの松岡和史氏が解説する。
原材料価格の高騰などにより、商品やサービスのプライシング戦略に頭を悩ませる企業も多い。現在、企業やブランドのプライシング戦略において、重要なポイントは何なのだろうか。福岡大学 商学部教授の太宰潮氏が解説する。
2023年から原材料や物流費、人件費などの高騰の影響により、多くの日本企業では商品やサービスの値上げをせざるを得ない状況が続いている。このような状況のなか、企業はどう対応すべきなのか。『価格支配力とマーケティング』の著者のひとりであるボナ・ヴィータ代表取締役の菅野誠二氏が解説する。
2023年、日用品の値上げが相次ぎ、消費者の節約意識がさらに高まったと言われている。これまで、安さを維持することが正義のような捉えられ方もあったが、値上げが続くなか、消費者はどのようなことを考え、何に支払い意思を示しているのだろうか。消費者の「ROI」意識について、野村総合研究所の髙橋弓子氏が解説する。
材料価格の高騰に伴い、値上げの判断に悩む飲食業界。家計への逆風が吹き荒れる中、一般消費者はその趨勢をどのように見守り、行動しているのだろうか。特にファミリー層から厚く支持され、焼肉チェーンで業界トップを走る食べ放題スタイルの「焼肉きんぐ」は、2023年3月に値上げに踏み切った。その際のプライシング戦略や消費者の反応はいかなるものだったのか。同チェーンを運営する物語コーポレーション 焼肉事業部事業部長の山口学氏に話を聞いた。
美容家電の販売を行う「KINUJO(キヌージョ)」。ヘアアイロンで人気を獲得し、2021年に満を持して発売したヘアドライヤーも好調に売上を伸ばしている。2023年には年間で約1万台を販売した躍進の背景には、高品質ながら手に取りやすい価格へのこだわりがあった。同商品の価格戦略について、同社 取締役社長の上條亮太氏に話を聞いた