口コミで旅行者にアピール まずはオンラインに情報を
多くの商品・サービスの購買で、口コミが情報源として存在感を高めているのと同様に、旅行先選びでも、体験した人の評価が判断の助けとなる。旅行口コミサイト世界大手の「トリップアドバイザー」に、海外旅行者へのアピールの仕方などを聞いた。
「『爆買い』が終わった」という見方がある。確かに、2016年4月〜6月の買い物総額は、ひところよりも下がった。しかし「爆買い」の終焉は、訪日外国人向けプロモーションの終わりを意味するものではない。むしろ、ここからが訪日客プロモーションの始まりだ。さまざまな業界から今後の明暗を探った。
多くの商品・サービスの購買で、口コミが情報源として存在感を高めているのと同様に、旅行先選びでも、体験した人の評価が判断の助けとなる。旅行口コミサイト世界大手の「トリップアドバイザー」に、海外旅行者へのアピールの仕方などを聞いた。
訪日客市場は、中国・香港・台湾の中華圏が目立ちがちだが、東南アジア諸国にも巨大な市場がある。ASEAN観光客の訪日推進PR、企画を手がけるアジアクリックの高橋学氏にポイントを解説してもらった。
「爆買い」が終わっても、日本製品への信頼は揺らいでいない。しかし、モノ頼みではなく、コミュニケーションの質で求心力を高めるべきではないか。電通の髙橋邦之氏に、2020年を見据えた訪日客受け入れの課題を聞く。