パルコ/シーズン広告2023年「HAPPY HOLIDAYS」ポスター
今回パルコの2023年度HAPPY HOLIDAYS(クリスマス)キャンペーンビジュアルの制作にあたり、ChatGPT、画像生成ソフトなどAIテクノロジーに注目が集まっている昨今、パルコとして初めてAI生成による広告表現に挑戦しました。
UP TO WORKS
https://youtu.be/AP4EY4sCjD8?feature=shared
♪~『California coconuts』(くるり)
S:この男、ピュアにつき。
上司:もっとさぁこう、賢くやれよ
男(横浜):いや、でも……。
NA(上司):別に嘘つけって言ってるわけじゃないんだから。
男(横浜):賢くか。
父(光石):3年ぶりか。
男(横浜):変わんないなぁ、ここは。
父(光石):そっちはどうだ。
男(横浜):うん……まぁ……。
父(光石):ごまかすなよ。
男(横浜):え……?
父(光石):そのまんま生きろ。
男(横浜):うん。
NA(横浜)+S:ピュアであれ。
NA(横浜):湖池屋ピュアポテト。
https://youtu.be/DEdqXpBgAzY?feature=shared
♪~『California coconuts』(くるり)
S: この男、ピュアにつき。
男(横浜):おお、でか。
父(光石):ちょっと休みましょうか。
姪(小宮山):ねぇ、なんで帰ってきたの?
男(横浜):たしかめに来た。
姪(小宮山):何を?
男(横浜):……
姪(小宮山):ねぇ何を?
男(横浜):ごまかさなくていいかを!
姪(小宮山):不器用だねぇ。
NA(横浜)+S:ピュアであれ。
NA(横浜):湖池屋ピュアポテト。
この企画は、通常の広告制作のフローとは異なり、湖池屋さん、俳優・横浜流星さん、映画監督・藤井道人さんがひとつに揃い、「何か一緒にものをつくっていこう」というところから、その制作がスタートしました。実に4年ぶりに広告をつくる藤井さんと、数々の作品を共にしている横浜流星さんのタッグだからこそつくれるものを……と考えたのが、「この男、ピュアにつき。」シリーズです。
湖池屋さんの真っ直ぐで嘘のない商品づくりにこだわった、「ピュアポテト」というブランドを、流星さん演じる一人の不器用な男の生き方に重ね合わせていくストーリー。東京でもがく流星さんが、地元北海道へと戻り、光石研さん演じる父との久しぶりの時間を過ごす第一話。そして久々に戻ってきた流星さんと、小宮山莉渚さん演じる姪との何気ない会話を描く第二話。
その世界を「くるり」の皆さんの楽曲が優しく包んでくれています。最近では見なくなった、真っ直ぐすぎて少し気恥ずかしくなるような、でも私たちの記憶に残っている、そんな王道中の王道CMの世界を目指しました。物語はまだはじまったばかり。まるで映画のように続いていく、ピュアで真っ直ぐな男の半生にご期待ください。(BABEL LABEL クリエイティブディレクター 畑中翔太)