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UP TO WORKS

刃物会社らしさと未来へのやさしさを込めた貝印の触りたくなるWebサイト

貝印/企業広告
「やさしい切りかた辞典」
新聞、Webサイト

刃物ブランドとして、フードロス問題に向き合った時、「切り方」という切り口に多くの方が気付いていないことがわかり、プロジェクトを進めました。表現全般、特に広告コピーは入稿数時間前になるまで悩みまくりました。限られた文字数で、注意喚起/ファクト/刃物ブランドとしての「らしさ」を表現して、多くの方に、未来により良い「切りかた」に興味を持っていただくために、ギリギリまで詰めました。
(貝印 執行役員 兼 マーケティング本部 副本部長 兼 CMO 鈴木曜)


家庭での食品ロスの原因は、大きく「直接廃棄」「食べ残し」「過剰除去」があります。この施策は、本来食べられる部分を捨ててしまう「過剰除去」に着目し、ムダなく野菜を切る方法をわかりやすく解説したWebサイトです。社会的に正しい取り組みだからこそ、真面目すぎたり、説教臭くなったりしないよう、右脳的に楽しく触れて気持ちいいWebサイトを目指しました。
(電通 プランナー/クリエイティブディレクター 佐藤佳文)


世の中で声高に語られる“SDGs”というものは、ごく身近な“自炊”と接着しているものだなと、日頃思っていました。そういう考え方を世の中に伝えたいと思った時に、包丁を接点に、貝印さんから発信してはどうかと思い、自主提案したのが今年の1月でした。そこから8カ月、「やさしい切りかた辞典」というひとつの形になりました。

アートディレクションのポイントは、“切る表現”で世界観を一貫させることでした。野菜がテーマではないこと、刃物の会社であるシャープさを意識して、三角形のタイルを並べる表現が浮かびました。タイルが舞い上がるモーションという私のオーダーを、つい触りたくなるWebサイトというところまで、米さんが昇華して実現してくれました。
(電通 アートディレクター 山口さくら)

  • 企画制作/電通+電通アドギア+米+ONE+WOIL
  • CD/佐藤佳文
  • 企画+AD/山口さくら
  • 企画+C/嶋崎仁美
  • 企画+Pr/森田隼司
  • スーパーバイザー/川腰和徳
  • D/山口真広
  • Pr/里見勇人
  • WebPr+Webディレクター/椎木光
  • Webデザイナー/原英寿
  • FE/長谷川巧
  • 撮影/細見恵里
  • 編集/森田太陽
  • フードST/川崎尚美
  • 調理監修/島本美由紀
  • 企画監修/小林富雄
  • PRプランナー/松井康祐
  • AE/安田桜子、坂田皐、橋本剛幸
  • 掲載/産経(8/31)
  • https://www.kai-group.com/products/special/hocho/yasashii/

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