芸術の視点からスポーツの意味を問い直す
de-sport:
芸術によるスポーツの解体と再構築
東京2020オリンピック・パラリンピックを翌年に控え、芸術の視点からスポーツの意味を問い直す展覧会「de-sport:芸術によるスポーツの解体と再構築」が金沢21世紀美術館で開催されている。「de-sport」は、「楽しむこと」を意味する中世フランス語「desport」と、「スポーツの解体・再構築」を意味する英語「deconstructed sport」をかけあわせた言葉だ。
スポーツは、起源をたどれば、「日常の労働から離れた遊び」を意味し、音楽や絵画などの芸術も含むもの。身体と技巧を誇示し、勝敗を競うことをエンターテインメントとして商品化する現代のスポーツに対して、その起源に立ち返り、芸術の視点から、遊戯、身体、国家、戦争、非言語コミュニケーションといった今日の諸問題を映し出す社会的構造物としてスポーツを再考。9カ国10作家のスポーツを独自の視点で捉えたユニークな作品が一堂に会する。
de-sport:芸術によるスポーツの解体と再構築 | |
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開催中、9月27日まで 金沢21世紀美術館 10時~18時(金・土曜日は10時~20時) |
いかにして未来を肯定し、楽観して生きていけるか
楽観のテクニック
京都市にある泊まれるアート宿泊施設BnA Alter Museumは、階段型ギャラリーSCGにて特別企画展『楽観のテクニック』を開催中だ。楽観するためのテクニック・作法をテーマに、平山昌尚、やんツー、澤田華、木村翔馬、ペフの5組のアーティストの作品が展示される。
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