JAGDA新人賞2020は、佐々木俊、田中せり、西川友美に決定
JAGDA新人賞2020
優秀な若手デザイナーをクローズアップし、グラフィックデザイン界の活性化を図るため、創設されたJAGDA新人賞。本年度は、佐々木俊さん、田中せりさん、西川友美さんの3名が選出された。
本賞の一次審査の対象となったのは、新人賞の資格(2019年10月31日現在39歳以下)を有する年鑑出品者145名のうち、3作品以上入選(複合カテゴリーを含む場合は2作品以上入選)の37名。一次投票で6票以上得票の17名(宇崎弘美、岡崎真理子、岡本健、柏木美月、加藤圭織、香取有美、川尻竜一、児嶋啓多、佐々木俊、柴谷麻以、清水彩香、竹田美織、田中せり、西川友美、藤本大生、松本健一、矢入幸一/氏名五十音順)がノミネートとなった。最終選考での投票の結果、得票上位3名となる佐々木、田中、西川を「JAGDA新人賞2020」に決定した。
受賞者は、5月26日より東京・クリエイションギャラリーG8にて展覧会「JAGDA新人賞展2020 佐々木俊・田中せり・西川友美」を開催。本展は、大阪、愛知を巡回する。また、6月27日に熊本にて開催される2020年度JAGDA通常総会会場にて、授賞式が予定されている。
受賞対象作品:美術館の所蔵作品展グラフィック「デザインの(居)場所」(cl:東京国立近代美術館)、書店のフェアポスター「詩 デザイン」(cl:代官山 蔦屋書店)、美術館の企画展出品作品「詩の標識、あるいは看板」(org:太田市美術館・図書館)他
受賞対象作品:酒造会社のブランディング「せんきん」(cl:せんきん)、日本酒のロゴ「UI」(cl:せんきん)、広告代理店の周年記念饅頭のパッケージ「DENMAN」(cl:電通)他