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しりあがり寿の現代美術 回・転・展、第1回文化屋雑貨点ほか注目の展覧会

キーワードは「回転」アートなしりあがり寿を見る

01 《回るヤカン》2016年

しりあがり寿の現代美術 回・転・展

「弥次喜多 in DEEP」や朝日新聞に連載中の「地球防衛家のヒトビト」をはじめ、数多くの独特の批評精神に満ちたギャグ漫画で知られるしりあがり寿。7月3日より、美術館での初の個展が練馬区立美術館で開催される。文藝春秋漫画賞ほかを受賞するなど高い評価を得ており、最近では、東日本大震災後の日本をテーマにした漫画集「あの日からのマンガ」が大きな話題となった。

長年にわたり学生の指導にあたる一方、墨絵やアニメーションなどの手法を用いて、漫画と関連しながらも自律した現代アート作品も発表してきた。近年では、様々なものを回転させる一連のインスタレーション作品も展開。本展ではこれまでの多様な仕事に触れつつ、回転インスタレーションを中心に新作を紹介する。絵画やジオラマ、日用品から映像まで、あらゆるものが展示室内で回転。回転とは?芸術とは?「漫画家しりあがり寿」とは一味違う、新しい「しりあがり寿ワールド」が体感できる。

02 『真・ヒゲのOL薮内笹子』 カバーイラスト原画(2003年)

03 《回転体は行進するダルマの夢を視る》2014年@箱根彫刻の森美術館

しりあがり寿の現代美術 回・転・展

7月3日~9月4日

練馬区立美術館

10時~18時

休館:月曜日(7月18日は開館、19日休館)

一般800円、高校・大学生および65~74歳は600円

◆問い合わせ→03-3577-1821 練馬区立美術館

あの文化屋雑貨店の再生イベント

第1回文化屋雑貨点

2015年に閉店した「文化屋雑貨店」の再生イベント「第1回文化屋雑貨点」が、7月1日より東京・神田のカフェ&ギャラリー神田TETOKAで開催される。創業者の長谷川義太郎監修の元、様々な職種の100名以上が選んだ商品が一同に集結し、文化屋雑貨店を再生する。

文化屋雑貨店は、1974年に渋谷のファイヤー通りに出店し、1989年に裏原宿エリアに移転した。日本に「雑貨」という言葉と概念を定着させ国内外にファンを広げていた。

今回のイベントには編集者をはじめ建築家やデザイナー、スタイリスト、占い師、八百屋、中華屋など様々な職種の100名以上が参加し …

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