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多岐にわたる事業と拡張性を表現した マッシュホールディングスの新CI

マッシュホールディングス

「スナイデル」「ジェラート・ピケ」などのブランドを抱えるマッシュホールディングスがCIを一新した。デザインを手がけたのは、オランダのグラフィック界を代表するデザインユニットで、今月号の表紙も手がけたエクスペリメンタル・ジェットセットだ。初来日となる彼らに、このCIの仕事がどのように進められたのかインタビューした。

01 エクスペリメンタル・ジェットセット。左から、ダニー・ヴァン・デン・ダンゲン、マリエケ・ストーク、アーウィン・ブリンカーズ(7ページにプロフィール掲載)。写真はマッシュホールディングスのオフィスにて。

エクスペリメンタル・ジェットセット来日インタビュー

――今回制作されたマッシュホールディングスのCIの考え方を教えてください。

はじめは「マッシュ」という言葉からインスピレーションを得て、「ミックス」をアイデアとしてデザインを進めようとしていました。しかしその後、マッシュホールディングスの近藤広幸社長がアムステルダムの私たちのオフィスに来てくれ、改めて会社の説明を聞くことができました。そしてマッシュホールディングスの多岐にわたる事業、将来の展望についての話を直接聞くうちに、「ミックスは的確ではない、よりよいアイデアが必要」と考えるようになったんです。

マッシュホールディングスは、小さな要素(多岐にわたるビジネスの内容)がお互いに関連性を持ちながら、大きなファミリー(ホールディングス)を構成している企業です。ここから生まれた新しいアイデアが「メタボリズム」です。

私たちはどんなプロジェクトでも必ずリファレンスになるものを決めて …

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