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CREATIVE NEWS

山口小夜子の活動を振り返る展覧会、亀倉雄策、生誕100年記念展覧会ほか

01 「三宅一生『馬の手綱』を着た小夜子」 Photo:横須賀功光(1975年)
02 「資生堂 舞」 ポスター Photo:横須賀功光 AD:中村誠(1978年)
03 生西康典+掛川康典「H.I.S. Landscape」(「六本木クロッシング」出品作品、森美術館、2004年)

知られざる山口小夜子の活動

山口小夜子 未来を着る人

1970年代初頭、アジア人初のトップ・モデルとして世界を舞台に一世を風靡した山口小夜子。彼女の被写体としての活躍はもちろん、今まで十分に紹介されてこなかった晩年の数年間にわたるさまざまなアート作品を紹介する展覧会「山口小夜子 未来を着る人」が、4月11日より東京都現代美術館で開催される。

長期にわたって資生堂のミューズを務め、パリ・コレクションやニューヨーク・コレクションにも出演し、日本人女性の美しさを世界に知らしめた小夜子。活躍はそれだけでなく、寺山修二の舞台出演をはじめ、2007年に急逝するまでアーティストとしても時代の最先端を走り続けてきた。本展では彼女の作品のみならず、縁あるクリエイターたちによる小夜子をモチーフとした新作映像作品やインスタレーションを展示。小夜子の気配や声、姿が感じられる空間となっている。

山口小夜子  未来を着る人

4月11日~6月28日 東京都現代美術館 企画展示室B2F

10時~ 18時(入場は閉館の30分前まで) 月曜、5月7日休館(5月4日は開館)

入場料:一般1200円、大学生・専門学校生・65歳以上900円、中高生600円、小学生以下無料

問い合わせ→03-5777-8600(ハローダイヤル)

さまざまなシーンにおける「線」を考察する

01 アトリエ・ワン《マンガ・ポッド》(2002) 合板、雑誌 240 x 280 x 280cm
02 カールステン・ニコライ《グリッド・インデックス gi-ntp-005》(2011)紙にプリント 22×17cm Courtesy of Galerie EIGEN+ART Leipzig/Berlin and The Pace Gallery / SASPAR, Tokyo, 2015 E1509
03 鯨津朝子《seventeen lines》(2013) Installation view at CultureConvenience Club / Head Office Photo:早川宏一

「線を聴く」展

「線」を考察する展覧会「線を聴く」展が、銀座メゾンエルメス フォーラムで、4月24日から開催される。

「線」の表現は私たちの想像の源であり、フォルムと同様に美術の中でも重要なテーマとして取り上げられてきた。ドローイングやカリグラフィー、抽象画など造形美術においても、また科学の分析図や地図、楽譜、文字など、美術を超えた領域でも、線を使った描写は広く普及している。

本展には、「線」にまつわる作品を制作している8組のアーティストが参加。「自然の中に見出された線」、「日常の中で紡がれる線」、「線をなす前の点、また出発点である点」、「結ばれる線 広がる線」という4つのテーマで構成している。参加作家は、マとして取り上げられてきた。ドローイングやカリグラフィー、抽象画など造形美術においても、また科学の分析図や地図、楽譜、文字など、美術を超えた領域でも、線を使った描写は広く普及している。

本展には、「線」にまつわる作品を制作している8組のアーティストが参加。「自然の中に見出された線」、「日常の中で紡がれる線」、「線をなす前の点、また出発点である点」、「結ばれる線 広がる線」という4つのテーマで構成している。参加作家は、アトリエ・ワン、シュ・ビン、ロジェ・カイヨワ、カールステン・ニコライ、髙田安規子・政子、イグナシオ・ウリアルテ、鯨津朝子、ニエル・トロニ。

「線を聴く」展4月24日~7月5日 銀座メゾンエルメス フォーラム 

月~土曜:11時~ 20時(最終入場19時30分) 
日曜:11時~ 19時(最終入場18時30分)

会期中無休

入場無料

問い合わせ→03-3569-3300 エルメスジャポン

亀倉雄策、生誕100年記念展覧会

01 ニューヨークADCで 左からポール・ランド、イサムノグチと(1987年)



02 大阪万博 ポスター(1967年)
03 「クリエイション」台割りラフ(1989年)
04 ヒロシマ・アピールズ ポスター(1983年)

デザイン飛行

日本にまだ「デザイン」という概念がなかった時代から、原野に道を拓くかのごとく活躍を続けたデザイナー 亀倉雄策。今年、生誕100年を記念し、亀倉をいろいろな角度から紹介する展覧会「デザイン飛行」が開催される。

東京オリンピックや大阪万博、グッドデザインマーク、NTTのシンボルマークなどに代表される数々の名作ロゴデザインの制作、日宣美(日本宣伝美術協会)や日本デザインセンターの設立、グッドデザイン運動、日本グラフィックデザイナー協会の設立など、デザイン振興のためのさまざまな活動を通してデザインの確立と普及に努めた。日本のグラフィックデザイン史の中でもっとも重要な人物のひとりである。

本展ではデビュー作である装幀『夜間飛行』や、厳選されたポスターなどの代表作のほか、世界を代表する作家たちとの交流を写真や手紙、そして晩年のライフワークであったデザイン誌「クリエイション」編集の裏側に至るまで、初公開資料とともに展示。デザイナー亀倉雄策が、世界の巨星との交流の中で、何を感じ、何を遺したかに触れることができる。

亀倉雄策生誕100年記念「デザイン飛行」
世界を代表する作家たちとの交流から、デザイン誌「クリエイション」にいたるまで

4月6日~ 5月21日 クリエイションギャラリーG8

11時~ 19時

休館:日曜・祝日および4月29日~ 5月6日

入場無料

問い合わせ→03-6835-2260 クリエイションギャラリーG8

世界各地で生まれた仮面100点を展示

01 キフェベ仮面 ソンゲ(コンゴ民主共和国)
02 カヴァット仮面、バイニング(パプアニューギニア)
03 仮面、コディアック(アラスカ)
@musée du quai Branly, photo Sandrine Expilly

マスク展

アフリカ、アジア、オセアニア、アメリカから集められたマスク(仮面)をテーマとする「マスク展」が、4月25日より東京都庭園美術館で開催される。本展は、パリの新名所としても知られるフランス国立ケ・ブランリ美術館による日本初の展覧会となる。

それぞれの土地の特質や文化を背景にさまざまな願いが反映された仮面たちは、あふれる想像力に満ちたユニークなかたちや素材、スケール感によって生み出されている。本展では「今」に伝えられるマスク約100点を展覧。また、同美術館新館では、「仮面」をテーマとする関連映像を紹介する。さまざまな仮面の、その生き生きとした魅力から表現の本質に迫ると同時に、世界各地の文化にも触れることができる。

フランス国立ケ・ブランリ美術館所蔵 マスク展

4月25日~6月30日 東京都庭園美術館(本館・新館)

10時~18時(入館は閉館の30分前まで)

休館日:第2・第4水曜日(祝日の場合はその翌日)

入館料:一般1200円、大学生〔専修・各種専門学校含む〕 960円、中・高校生、65歳以上 600円

問い合わせ→03-3443-0201 東京都庭園美術館

クリエイター・オブ・ザ・イヤー、菅野薫さんに決定

2014年クリエイター・オブ・ザ・イヤー

日本広告業協会による「2014年クリエイター・オブ・ザ・イヤー」に、電通のクリエーティブ・ディレクターで、クリエーティブ・テクノロジストの菅野薫さんが輝いた。会員各社の選考を経てノミネートされた22社30人の中から、テクノロジーとクリエイティブを融合させ、「広告クリエイティブに新しい歴史を刻みこんだ」として選ばれた。

菅野さんのこれまでの主な仕事は、本田技研工業 インターナビ「Sound of Honda /Ayrton Senna 1989」、日本スポーツ振興センター「SAYONARA 国立競技場ファイナルセレモニー」、アミューズ、ユニバーサル ミュージック合同会社「Perfume Project」など。

受賞に際し、「素晴らしい個人が集まったチームで大きな課題にあたり仕事を成し遂げていく時代だと思っています。僕が関わらせていただいた仕事で、ひとりの力で成し遂げたものはひとつもありません。より一層あらゆる意味で貢献できる個人になれるように、精進したいと思います」と述べた。

受賞者

2014 CREATOR OF THE YEAR

菅野薫 電通 CDC クリエーティブ・ディレクター/クリエーティブ・テクノロジスト(01)

2014 CREATOR OF THE YEAR MEDALISTS

大八木翼 博報堂/SIX クリエイティブディレクター/コピーライター

岡野草平 電通 CDC CMプランナー

熊谷正晴 TBWA\HAKUHODOコピーライター/CMプランナー

上野達生 BBDO J WEST コンテンツ開発局クリエイティブディレクター/CMプランナー

砥川直大 アサツーディ・ケイ コミュニケーション・アーキテクト本部 CMプランナー

本多正樹 I&S BBDO コンテンツディベロップメントグループ クリエイティブディレクター

あのクリエイティブ・ユニットが部室を初公開!?

01 「部室大公開」メインビジュアル
02 AC部の作品より。©AC部

AC部 部室大公開

クリエイティブ・ユニットAC部の個展「部室大公開」が、4月11日からTETOKAで始まる。

AC部は、安達亨、板倉俊介、安藤真によって1999年に結成。NHK「みんなのうた」のアニメーションやgroup_inouのMVなど、一度見たら忘れない、やみつきになる作風が特徴だ。これまでにテレビ番組、CMなど数多くの作品を制作している。

本展はAC部結成後初の個展として、展示タイトルにもある架空の「AC部部室」を完全再現。2005年より制作が続けられているアニメーションシリーズ「海女ゾネス」の新作の先行発表のほか、過去の映像作品や平面作品、アニメーション原画なども展示する。

4月18日、25日には、第18回文化庁メディア芸術祭審査員会推薦作品に選出された「高速紙芝居」のパフォーマンスイベントも開催。会場では、AC部の作品をモチーフにした限定特別メニューも提供される。

AC部「部室大公開」

4月11日~26日 TEOKA

16時~ 23時 水曜日休廊

問い合わせ→03-5577-5309 TETOKA

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