視点を変えて、
映像を見てみる

01 contact Gonzo パフォーマンス
02 Yebizo ラウンドテーブル:『ホール・アース・カタログ』をめぐって
[参考図版]Courtesy of Tokyo Metropolitan Museum of Photography
03 パヴェウ・アルトハメル《共同作業》2009[参考図版]
恵比寿映像祭
毎年恒例、今年で7回目の恵比寿映像祭は、展示、上映、ライヴ・イベント、講演、トーク・セッションなどを複合的に展開する映像の祭典だ。今回はこれまでメイン会場だった東京都写真美術館の大規模改修にともなう休館を機に、美術館を飛び出し、恵比寿ガーデンプレイスを中心とした恵比寿の街を舞台に実施する。本年度のテーマは、「惑星で会いましょう」。このテーマのもと、さまざまなアプローチで、「視点を変える」ことを試みながら、現在、そして未来、過去をもみつめ直す。
本年度は、恵比寿ガーデンプレイスなどの複数の地域の会場(リアルサイト)で行われるため、「地域連携プログラム」の一環として、より深く恵比寿映像祭を楽しめる「フェスティヴァルガイドツアー」も実施。また、恵比寿映像祭はリアルサイトでの会期終了後も、来年度の開催までの365日間は公式サイト上でも引き続き行われる。
恵比寿映像祭 |
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2月27日~3月8日 ザ・ガーデンホール、ザ・ガーデンルーム、日仏会館ホール・ギャラリー、恵比寿ガーデンプレイス センター広場、恵比寿地域文化施設及びギャラリーほか 10時~20時(最終日のみ18時まで) 入場料:無料(一部有料) 問い合わせ→03-6206-9554 東京都写真美術館 リニューアル準備室 |
ここでしか作れない作品

01 阿部海太郎 Photo by RyoMitamura
02 八木良太「Video Sphere&Sound Sphere」2014 Photo by Gosuke Sugiyama
03 宮永亮「WAVY」2014 ©MIYANAGA Akira
映像芸術祭 MOVING 2015
京都各所で開催される映像芸術祭「MOVING 2015」。第二回となる今回は領域を広げ、「映像の展覧会」「映画館での上映会」「映像と音によるライブ」「映像がメインとなる舞台公演」などを行う。約30組のアーティストが出演し、9会場で開催される。本映像祭は、映像表現における「新たな視点」や「映像を扱う環境を再評価/再利用することで、創造する新しい価値」などを紹介することを目指している。
カンヌ国際クリエイティビティ・フェスティバルでのPerfumeの映像ディレクションを手掛けたTAKCOMや、「ヨコハマトリエンナーレ 2011」(横浜美術館)などで活躍を見せる八木良太ほか、話題のアーティストが参加する。加えて阿部海太郎、Ametsub、青葉市子、生駒祐子など、さまざまな分野から高く評価される音楽家たちも出演。「ここでしかない作れない作品」を発表する。
映像芸術祭 MOVING 2015 |
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2月6日~22日 京都芸術センター、京都シネマ、METRO、ARTZONE、アトリエ劇研ほか 入場料:500円~(展示・作品による) 問い合わせ→info@moving-kyoto.jp |
「涅槃」の意味を探る
横尾忠則 大涅槃展
兵庫県・横尾忠則現代美術館において、横尾作品における涅槃の意味を探る「横尾忠則 大涅槃展」が、3月29日まで開催中だ。展示タイトルの「涅槃」とは、釈迦の死を表すと同時に、あらゆる煩悩から解き放たれた悟りの世界を表わしている。横尾は涅槃像に …