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TOKYO WORKER

地下に広がる倉庫のようなオフィス空間――AKQA Tokyoの新オフィス

AKQA Tokyo

01 エントランスからフロアを眺める。元の壁を取り払いワンフロアにした。色は極力抑え、床はコンクリートと木材、手すりやデスクの脚などはアイアンで素材を統一。

02 エントランス。天井から下がるLED照明は、トラフのオリジナルプロダクト。
03 エントランスからフロアに下りる階段は、段の形状や高さがランダムになっていて、全社朝礼の舞台やイス代わりにもなる。
04 植栽を植える鉢もオリジナル。麻袋にコンクリートを流し込んで制作した。床のコンクリ素材の連続性を意識。

東京・広尾の閑静なエリアにAKQATokyoが青山から移転してきたのは、今年1月末。地上の小さな表札を手がかりに階段を下りると、地下に広がるのは大きなワンフロアの空間。ほの暗く落ち着いたエントランス、特大の長テーブル、天井高を生かした背の高い植栽。フロアの中心には外光が差し込む中庭があり、敷かれた白い石から反射した光がオフィス内を柔らかく照らす。東京オフィスを設立してから約2年、満を持して手に入れた“自分たちの空間”だ。

探していたのは、オフィスらしくないユニークな空間。この空間は、地下なのに …

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