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2023年は、こう動く。―価値観・消費行動・メディア環境予測―

大手プラットフォーマー3社はどう読む?動画配信サービスと広告の価値

コロナ禍での生活者の行動変容やコネクテッドTV(CTV)やOTTといった新たなデバイス・サービスの出現により、動画の“視聴され方”には変化が生まれている。ビデオリサーチが主催した「VR FORUM 2022」では、AbemaTV、DAZN、TVerといった、動画配信プラットフォーマーが登壇し、課題と展望を議論した。

安心安全な“場”への出稿価値を改めて明確化し発信する

ビデオリサーチの調査では、関東地区の視聴率調査対象世帯におけるCTV普及率は2022年9月末時点で65%を突破。テレビモニターの活用にも変化が見られ、リアルタイム視聴以外の活用方法を2018年~2022年で比較すると、録画再生など「タイムシフト視聴」はほぼ横ばいなのに対し、「動画視聴」が2020年より急増した【図表】

※ 調査対象:関東地区視聴率調査対象世帯2276世帯(2022年6月~9月のローテンションアウト世帯は除く)調査期間:2022年7月~9月 調査機関:ビデオリサーチ

図表 リアルタイム視聴以外でのテレビモニター活用シーンの変化(週平均・1日あたり)
Data:MCR/ex 東京50km圏、各年6月調査実施、12~69歳を対象
調査対象人数:2018年 4892人、2019年 4800人、2020年 5062人、2021年 5339人、2022年 4820人

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