自主プレゼンはクライアントへのエール 大切なのは「魅力の『再』発見」
提案に際して、クライアントの真の課題(イシュー)を発見することは重要です。しかし実際問題、オリエンもファーストパーティーデータもなしでクライアントも目から鱗の真の課題を発見することは難易度が高い。そこで、自主プレゼンで「真の課題の発見」より大事なのは、第三者の立場からの、クライアントの企業・ブランド・商品・サービスの「魅力の(再)発見」だと思っています。
宣伝担当者が知っておきたいクリエイティブの基本
業界の枠を超えて認知や信頼の獲得につながった、BtoB企業のコーポレートブランディングの秀逸事例を望月氏と武政氏が解説します。
我々にはヘルスケアでおなじみのオムロンさんですが、収益の半分近くは制御機器や電子部品といったBtoB企業です。2013年に登場した卓球ロボット「フォルフェウス」はオムロンさんのコア技術や「人と機械の融和」というビジョンを、体感を通した展示として強烈に来場者に印象付けています。展示会とSNSやWebの連携も素晴らしく、インフルエンサーまで巻き込むというコミュニケーションの設計が秀逸だと思います。(デンソー 武政 智之氏)
我々世代には「タッチおじさん」やFMVでおなじみの富士通さんですが、詳しい事業内容はあまり知らないのではないでしょうか。幅広く、最先端のITサービス業界を手掛けていらっしゃる同社だからこそ、FUJITSU JOURNALというコンテンツマーケティングを通じて、技術自体の説明と技術でどんな社会を描いていくかをわかりやすく伝えています …