消費トレンドの発信源として重要なマーケットでありながら、マスメディアだけでは、なかなかリーチしづらいF1層。
この世代に響くコミュニケーションのポイントを読み解きます。
Vol.1 KIREIMO編
店舗送客に人材採用 スマホ動画でFI層との接点つくる
全身脱毛サロン「KIREIMO(キレイモ)」を運営するヴィエリスは、2018年1月から女の子のキレイを応援するプロジェクト「KIREIMO 100% GIRLS!! PROJECT」を始動。このプロジェクトの一環として「C CHANNEL」をパートナーに選び動画を制作・配信。なぜ「C CHANNEL」を選んだのか。『宣伝会議』編集部が迫ります。
―キレイモではテレビや交通など多様なメディア展開をしていますが、キャンペーンに動画を加えた理由とは何ですか?
佐伯:脱毛ニーズ潜在層に、アプローチしきれていないという課題があったためです。特にキレイモのターゲット世代であるF1層は、あまりテレビを視聴しておらず、動画施策の強化が必須と考えました。中でも「C CHANNEL」を選んだのは、スマホでの視聴に適した縦型動画であること、動画を制作するスタッフの方が当社のお客さまと同世代で共感性の高いクリエイティブが期待できると考えたためです。
武藤:F1層に対するコミュニケーションはスマホが前提、かつあまり文字を読まない傾向があるので、スマホ向けの動画は有効な表現方法だと思います。
―脱毛サロンは、レッドオーシャン市場ではないでしょうか?
佐伯:競争は激しいので品質の訴求だけでなく、会社として社会に向き合う姿勢を伝えることが重要になっています。
武藤:この方針を具体化したのが2018年1月からスタートした「KIREIMO 100% GIRLS!! PROJECT」で、「C CHANNEL」で制作・配信した動画もこのプロジェクトの一環なのですよね。
佐伯:CMに登場する渡辺直美さんを筆頭に100名のメンバーによる「KIREIMO 100% GIRLS!!」を発足。この100名にはお客さまも参加し、女の子一人ひとりの夢の実現を応援するブランドとしての姿勢を示しています。
―動画制作のポイントとは?
武藤:私たちは常にデータ解析も踏まえ、ユーザーの興味・関心ごとを洗い出し、企業が伝えたいメッセージとユーザーの関心事がマッチングするポイントを見つけ出すことにこだわっています。今回で言えば、ユーザーの関心が高い恋愛ネタとキレイモさんのサービスを掛け合わせた動画を制作しました。
佐伯:潜在層へのリーチの獲得、さらに脱毛サロンに対する心理的ハードルを取り除くことが、今回の動画に期待したこと。昨年比で広告予算は変えていないにも関わらず、売上は150%を達成する勢いで、出稿メディアの変更は「C CHANNEL」を加えたくらいであることを考えると、成果があったと考えています。
―次にチャレンジしたいことは?
佐伯:当社はスタッフもFI層が中心なので、「C CHANNEL」の動画を採用活動にも使いたいと考えています。
武藤:当社はインフルエンサーとして活躍するクリッパーも多く育ててきたので、採用活動の支援はもちろん、キレイモさんのお客さまそしてスタッフから新しいスターが生まれるようなお手伝いもさせていただきたいですね。
お問い合わせ
C Channel株式会社
東京都港区三田1-4-1 住友不動産麻布十番ビル4階
E-mail:media01@cchan.tv
TEL:03-6453-6893
https://corp.cchan.tv/contact/