十勝毎日が広告局を分社化
十勝毎日新聞社は4月1日、広告局を分社化し、完全子会社「CMC(クロス メディア コミュニケーション)」を設立した。十勝毎日の林浩史代表取締役社長が社長を兼任、和田郁夫執行役員広告局長が出向して常務取締役に就く。グループ会社の帯広シティーケーブル(OCTV)やエフエムおびひろ(FM-JAGA)との連携を強め、広告やイベントの企画、提案を強化することが狙いだ。
資本金2000万円。社員58人で、十勝毎日の正社員は出向、契約社員らは転籍とした。4月に2人の社員を新規採用しており、今後も独自採用を実施する。
印刷部門を別会社にする動きは多くみられるが、広告部門を別会社化する例は珍しい。京都新聞社が2006年、京都新聞(グループ調整、編集)、京都新聞COM(営業、総務、メディア)、京都新聞印刷の3社に分社化している。
朝日が東奥に委託印刷
新聞各社の製作部門では、より効率的な製作体制の構築に向けた協調が進んでいる。
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