NHK要望の詳細
NHK(日本放送協会)が、インターネットの業務範囲の拡大を求め、放送法改正を視野に総務省に要望を出している。
この要望では、オリンピックなどスポーツイベントにおけるライブストリーミングや、ラジオの同時送信の恒常化を求めている。テレビ局にとって番組情報の提供や、視聴者とのコミュニケーションツールとしてインターネットの利用は欠かせないが、NHKの制限のない拡大は、ほかのメディアへの影響も懸念される。
5月15日に行われた、総務省「放送政策に関する調査研究会(第8回)」(座長=長谷部恭男・東京大学教授)では、インターネット関連業務についてNHKからヒアリングが行われた。
あと82%