コロナ下で変わる制作体制 テレビPRへの意識は今?
デジタルの台頭で、テレビ番組の視聴の仕方が多様化している昨今。加えてコロナ下の外出自粛などの影響で、番組の制作体制や扱うテーマも変化しています。そんな中、広報の現場では、露出先としてのテレビ番組の影響力や、テレビ取材への対応について、どのように捉えているのでしょうか。改めて広報担当者にテレビPRに関する声を聞きました。
コロナ下でテレビ制作においてもオンライン取材、出演が一般的になりつつある。その場で制作側に指示を仰ぐことができないのがスタジオ収録と異なる難しさ。広報のサポート、準備がこれまで以上に重要となっている。
コロナ下でテレビのつくり方が大きく変わりました。そのひとつが「オンライン取材」の増加。そんな時に気にするべきルールを10個ご紹介します。
オンライン取材で最も困るのが「映像や音声が安定しないこと」です。特に生放送では、映像がフリーズしてしまったり、音声が途切れ途切れになるのは致命的。PCは無線ではなく有線接続にしましょう。そしてイヤホンマイクもBluetoothではなく有線のものを使うのがベターです。
今バーチャル背景を使うのが流行っていますが、正直言って合成はキレイなものではありません。髪型や人物の輪郭が不自然になってしまい、テレビ制作者は実は迷惑がっています。背景は白一色の壁で構いません。
カメラの位置に気をつけましょう。下から煽って撮影すると、尊大な印象を、上から撮ると、自信なさげな印象を視聴者に与えていまいます。カメラは目線と同じ高さにしましょう。
映像をキレイに見せるには「明るさ」が大切です。LEDリングライトなどを用意しましょう。ただし、照明を当てすぎてしまって「白飛び」してしまうのもアウトですので、照明の距離で調整することがポイントです。本番前に「明るさはこのくらいで大丈夫ですか?」とディレクターに確認するようにすると良いと思います。