京急電鉄 総務部 広報課 主席
1994年入社。上大岡駅、金沢文庫車掌区を経て、2011年3月から広報課へ。通常の広報業務に加え、テレビ番組やイベントへの出演など幅広く活躍中。
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テレビ番組出演がきっかけ ガイドツアーや絵本の監修も
京急電鉄といえば、鉄道業界担当記者やコアな鉄道ファンなら知らない人はいない「名物広報」がいる。「京急に最も詳しい男」としてテレビや鉄道好きなどが集まるイベントにも出演する、広報課の飯島学氏だ。
今のように活動の場を広げるきっかけは、あるバラエティ番組の出演がきっかけだった。「4年ほど前でしょうか。ある民放のクイズ番組で、鉄道に詳しい一般の方と対決したころからです。メディアの方とのお付き合い中で協力してもらえないかと声をかけていただき、『京急のPRにつながるのなら』と出演したのがきっかけでした」。そう丁寧に、はっきりとコメントする飯島さんの姿からは広報担当者らしい、謙虚でまじめな人柄が伝わってくる。
最近ではドワンゴのイベント「ニコニコ超会議」のステージ出演のほか、「京急の名物広報と行こう!関東初の電車・京急大師線の歴史をめぐるガイドツアー」のナビゲーターなど、その活躍は枚挙にいとまがない。2015年12月には「交通事故防止運動」に合わせた川崎市交通安全キャンペーンのイベントで、鉄道にまつわるクイズを出題。その姿が東京新聞などで取り上げられたほどだ。
一方で、日ごろは国交省記者クラブに出向いたり、車掌としての現場経験を活かして報道対応の業務に携わったりと、広報担当者としての仕事に励む。表舞台に立つだけでなく ...
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