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メディアの論調は変えられる

あのカリスマ創業者が勇退!新生・ジャパネットが広報機能強化へ

ジャパネットホールディングス

2015年1月、ジャパネットたかたの創業者・髙田明氏が社長を退任した。国民的な知名度を誇るカリスマ経営者から二代目への事業継承にあたり多くのメディアが注目するなか、「新生・ジャパネット」をいかに印象づけたのか。

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トップ交代とMC退任 各記者会見の取材媒体数

2015年1月
長男の旭人氏へ「トップ交代」会見

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取材媒体数
報 道 陣 17社 
露出総数 34件

この日に向けて「新生・ジャパネット」を対外的にアピールすべく、約半年で新たなコーポレートロゴ発表などの準備が進められた。

2016年1月
30時間生放送で髙田明氏「最後の出演」

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取材媒体数
報 道 陣 22社(密着取材8社含む)
露出総数 37件

最後に紹介した商品はマイク型カラオケ。舟木一夫の「高校三年生」などを熱唱し社員は号泣。このシナリオは広報にも知らされていなかった。

2016年1月15日─「ジャパネットたかた」の前社長・髙田明氏がテレビショッピングのMCを退任した日だ。当日は長崎・佐世保の本社スタジオから30時間にわたる生放送を展開し、その様子を報道陣にも公開。地元メディアのみならず在京のテレビ局や新聞社を含む22のメディアが現場に駆けつけた。うち8件の密着取材が入り、テレビ朝日やTBSの情報番組のほか『ガイアの夜明け』(テレビ東京)でも2月にその様子が放映された。

明氏が最後に紹介した商品は定番の「マイク型カラオケ」。スタジオに集まってきた社員らを前に舟木一夫の「高校三年生」など2曲を熱唱し …

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