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担当者が語るIRの現場

新社長就任にともない、情報発信体制を強化したサンゲツのIR

サンゲツ

従来の定型的な情報開示に留まらず、多様な方法で株主や投資家、アナリストに社の魅力を伝えようと試みる、IR実務担当者が登場します。

IRイベントやトップが自ら参加する機関投資家を対象とした決算説明会など、株主の生の声を聞くことができる機会を積極的に取り入れている。

サンゲツの創業は1849年。襖や屏風、掛け軸などの内装の設(しつら)えを生業にしていた職人・日比弥助が山月堂の暖簾を掲げたのが始まりです。

1953年の山月堂商店の設立から経営を担ったのが日比賢昭を含む4人の兄弟。それから60年間に襖の卸売業からトータルインテリアのサンゲツへと飛躍させました。終戦後に進駐軍が持ち込んだ「壁紙」の取り扱いを端緒として、65年に初のオリジナル商品を開発・発売。以来、ファブレスメーカー*1というビジネスモデルを50年以上前から行っています。トータルインテリアを志向し、各種床材やカーテン、椅子生地など商材を広げ、現在ではサンゲツブランドで販売している内装材は約1万3000点にものぼります。壁紙の国内シェアは約50%と住宅から非住宅まで …

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