「夜明けを信じて闘う人を取材したい」　チーフプロデューサーが明かす　『ガイアの夜明け』制作の裏側

報道対応を担当するPRパーソンにとって、気になるのがメディアの裏側。企業取材のスタンスや、プロデューサーや編集長の考えに迫ります。今回は企業広報にも人気の『ガイアの夜明け』プロデューサーが登場します。

テレビ東京
『ガイアの夜明け』

基本情報
放送時間	毎週火曜 22:00-22:54
放映開始	2002年
出演者	▶案内人 江口洋介 ▶ナレーター 杉本哲太
制作体制	報道局報道番組センター
スタッフ数	チーフ・プロデューサー1人、その下にプロデューサーが3人。合計4人が交代で毎週の放送回の責任者を務める。ディレクターは社員4人、派遣4人。制作会社は年間15社ほどが携わる。

定番企画

1. 「復興への道」（シリーズ17回放送）
   最新は9月30日放送「福島の未来のために…」
2. 「働き方が変わる」（シリーズ9回放送）
   最新は11月11日放送「社内の“見えない壁”をぶち壊せ！

最近のヒット企画、特集

1. ニッポンの“宝の山”を活かす！
   林業再生（11月4日）
2. “食の安全”を守る！ 驚きの仕組み
   食の安全管理（10月21日）
3. 今こそ、ニッポンで作る！
   メードインジャパンの復活（9月9日）

プロジェクトの工程を撮りたい

13年目に突入した、テレビ東京の経済ドキュメンタリー番組『ガイアの夜明け』。独自のアプローチと徹底した現場取材で、放送直後には取材を受けた企業への問い合わせが殺到するなど、視聴者に多大な影響力を持つ番組としても広く知られる。週1回の企画会議では、取材によってどんなメッセージ性やテーマが見い出せるか、企画書を一つひとつ吟味していく。

選定のポイントについて、「一企業が儲かるという話よりは、新しい取り組みやサービス、商品を開発することによって、日本の経済や企業、ひいては世界の諸問題が改善されるものかどうか。また放送することで ...

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