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調査報道に注力で好調、CBCテレビ「イッポウ!」統括編集長インタビュー

CBCテレビ『イッポウ』

報道対応を担当するPRパーソンにとって、気になるのがメディアの裏側。企業取材のスタンスや、プロデューサーや編集長の考えに迫ります。今回は調査報道に力を入れる東海地方の情報番組『イッポウ』編集長が登場します。

CBCテレビ
『イッポウ』

    基本情報
    サービスエリア 東海3県(愛知県・岐阜県・三重県)
    放映時間 平日16:50-19:00
    放映開始 2006年
    出演者 ▶メインキャスター: 大石邦彦(CBCアナウンサー)
    ▶フィールドキャスター: 小川健太、夏目みな美、柳沢彩美(CBCアナウンサー)
    ▶気象キャスター: 桜沢信司( 気象予報士・CBCテレビ報道部)
    制作体制 報道部、制作・情報部、スポーツ部の3部門
    スタッフ数 約120人

    人気コーナー

    1. お天気電話相談
    2. きょうの「なぜ?」

    最近のヒット企画、特集

    1. 変わる中小家電店
      ライバルの大手量販店を逆手に取った生き残り戦略(9月9日)
    2. ハローキティは招き猫
      中国人観光客を取り込む百貨店の戦略(8月6日)
    3. 戦後69年の特集
      (人間魚雷「回天」の真実) 元乗組員の証言(8月11日)

視聴者情報を投稿形式で紹介

2006年4月より放送を開始し、平日16時50分から19時までオンエアしているCBCテレビの『イッポウ』。前番組が『水戸黄門』(再放送)ということもあり、視聴ターゲットはいわゆるM3、F3層が中心だ。メインキャスターの大石邦彦アナウンサーのほかフィールドキャスターを3人配置。「走る!機動力報道」をコンセプトに、地域に密着した記者リポートやスポーツ情報、生活情報を主に提供している。

同番組の真骨頂といえるのが、骨太の報道。名古屋の市バスをめぐる調査報道では、第51回ギャラクシー賞・報道活動部門の奨励賞を受賞した。行政の体質改善を促す契機をつくるなど、視聴者の信頼に応える番組づくりに力を注ぐ。その一方で、知っトク情報「コレいいね!」のコーナーでは、視聴者からの投稿形式で街の情報や動画、画像を紹介。さらに視聴者の関心が高い特集テーマでは、賛否を問うアンケートを実施するなど視聴者の声を積極的に取り込んでいるのも特徴だ。

8月に放送した戦後69年の特集では ...

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