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新聞記者の本音と付き合い方

その広報対応、記者からすれば迷惑だった?現役記者によるホンネ座談会

7月某日、都内某所の居酒屋に集まった新聞記者たち。普段言えない、広報担当者に対する本音を赤裸々に語ってもらいました。

Aさん:全国紙 地方支局 記者6年目

Bさん:地方紙 地方支局 記者17年目

Cさん:全国紙 社会部 記者7年目

不祥事会見では先手を

A ▶広報の人に最低限求めるのは、携帯電話には出てほしいということです。たまに、プレスリリースに問い合わせ先で携帯番号が書いてあるのに、連絡しても出ないときがあるし。

C ▶「後で時間外に問い合わせしたいから」と携帯番号を聞いているのに、頑として教えない広報もいますよね。新聞は夜に記事の形になるので緊急連絡先を聞きたいだけなのに。

A ▶不祥事対応をきちんとやってくれるところでないと、アピールしたい時の記者会見も書く気をなくしますね。いいところだけアピールされても、こちらとしては信用できないです。そもそも不祥事会見を開かない企業もありますが、言語道断です。

C ▶不祥事会見って、広報に先手を打たれると実はどうしようもできないんですよね。先に全部情報を出されてしまえば、こちらとしてはそれを書くだけ。逆にクローズされたり、情報をちらつかせられたりすると探りたくなりますよね。

B ▶そうそう。全部話してくれて、あとは「すみません」って言われたら、それで終わり。それと、広報担当者には ...

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