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新聞記者の本音と付き合い方

そのリリースがニュースになる ジャンル別記者クラブ解説

プレスリリース、どこに配っても同じだと思っていませんか?実は新聞社は縦割りが厳しく、担当分野が異なる記者クラブに配布されたリリースは例え内容が面白くても、見られずに捨てられてしまうケースが多い。また、外部に情報が公開されておらず一見すると担当分野が分かりにくいクラブもある。関係者への取材をもとに、リリースが記事に直結しやすい記者クラブを紹介する。

金融 保険 金融政策

銀行や保険関連のニュースならここ

金融記者クラブ(日銀クラブ)

日本銀行(中央区日本橋)内にある記者クラブ。全国紙はもちろん、テレビ局、通信社、外国メディアも在籍している。経済部の記者が中心に常駐しており、日銀の金融政策をウォッチしている。企業に関しては、金融(銀行)、保険会社関係のニュースを担当している。

航空 鉄道 海運 旅行 不動産

旅行関係の話題モノを狙え

国土交通省記者クラブ

霞ヶ関の国土交通省内にある記者クラブ。ほとんどの大手マスコミの記者が常駐している。旧建設省系のダムや河川などの公共政策関係のイメージが強いが、同省が地価調査を担当している関係で不動産も担当範囲となる。また、観光庁も同省の所管のため、観光、旅行関係もカバーしている。所属記者が多いためか、企業担当者の出入りも多いため、比較的入りやすい雰囲気。

通信 郵政

携帯電話やアプリなど注目度高

総務省記者クラブ

霞ヶ関の総務省内にある記者クラブ。大手メディアを中心に、政治部、経済部の記者が常駐している。経済部の記者は、テレビ、電話、通信、インターネットなどを担当。情報通信関係を兼ねている記者は、LINE、Facebookなど、ソーシャルメディアもカバーしていることもある。自治体関係や消防庁のニュースもこちらが担当だが、経済部の記者が担当していることは少ない。

機械 家電

変化の激しい業界に振り回される?

電機クラブ

各社が集合した記者クラブの部屋はなく、社によって ...

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