大阪を代表する総合公園として多くの市民に親しまれている長居公園に2016年10月、多目的イベントスペースの「シナジーステーション in 長居公園」がオープンした。公園という公有敷地内において企業が販促を行うことができるスペースは全国でもあまり例がなく、幅広い用途で使用可能だ。
「人と公園が生み出す新たなシナジー」をコンセプトとして掲げ、「可能性は無限大」を特徴とする「シナジーステーション in 長居公園」。商品の展示やサンプリング、ポップアップストアの開設など、幅広いニーズに応じた使用が可能だ。
総面積65.7万平方メートルと、東京ドーム約14個分の広さを誇る長居公園は、スポーツを楽しむ人や家族連れを中心に、子どもから老人まで多くの人でにぎわっている。公園内にはさまざまなアクティビティが充実しており、スポーツやコンサート会場として使用されるヤンマースタジアム長居をはじめとするスポーツ施設があるほか、公園自体がトラックのようなジョギング・ランニングコースになっている。
5万人を収容するスタジアムはサッカー・Jリーグに所属するセレッソ大阪の本拠地でもあることから、試合が行われる日には公園も多くの観戦者でごった返す。同スペースは、2.8キロメートルにもおよぶジョギング・ランニングコースの休息の場としても活用されそうだ。
さらに公園敷地内の3分の1を植物園が占め、緑豊かな施設として、地元のみならず市外からも多くの人が訪れている。「シナジーステーションin長居公園」のすぐ隣にはカフェ「M's STAND」があり(写真下最右)、カフェ一体型のスペースとしても利用可能だ。
同スペースを運営するヴァリアス・ディメンションズの山田慎吾取締役副社長は「サッカーやイベントなどの催事でサンプリングを行ったり、自転車などの試走を伴った新商品のプロモーションや、カフェ一体型の車両展示をすることもできます。短期はもとより、中長期期間で展開するポップアップストアとしても利用できるなど、幅広いニーズに応える設備が整っています」と話す。
JRや地下鉄の長居駅から徒歩5分に位置し、大阪の中心地・梅田からも車で20分ほどという立地も魅力だ。消費者とのリアルな接点を求める企業にとって、新たな拠点になりそうだ。
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シナジーステーション in 長居公園事務局
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