くまモンは今や食品分野だけに限らず、さまざまな商品・サービスのプロモーションに貢献している。誕生からまだ3年しか経たないにもかかわらず、同じ企業が繰り返し起用する場合も多いのは、前例で実績を残したからこそだろう。この3年間でくまモンが起用された主な企業プロモーションを、業種ごとに5回に分けて振り返り、起用の理由や反響を紹介する。
ソラシド エア(スカイネットアジア航空)「くまモンGO!」
3月31日からの熊本-東京(羽田)線の増便に伴ってラッピング機の運航を開始。機体側面3カ所にくまモンのイラストを表示し、客室乗務員のエプロンやヘッドレストカバー、機内パンフレットにもイラストを掲載。また、熊本県広報課のフェイスブックページから応募すると、羽田-熊本線の往復航空券が当たる就航記念キャンペーンも実施。
(左)CAのエプロン、ヘッドレストカバー (右)ソラシド エア就航10周年イベント
起用理由
九州・沖縄の地名をソラシド エアの航空機に表示する地域振興施策「空恋プロジェクト」の一環。熊本県の魅力を全国に伝えることで、観光誘致と利用促進を目指す。
反響
発表後、搭乗希望者から問い合わせが多数あり、自社サイトに運行情報を掲載。また、就航セレモニーや、ソラシド エア就航10周年記念イベントにはくまモンや蒲島知事も登場して多数のメディアに取り上げられた。就航を機に初めて同社ブランドを知った人も多かった。
実施期間 | 2013年3月26日~2014年3月25日 |
告知メディア | 機内パンフレット、機内アナウンス、自社サイト |
目的 | 熊本県のPR、熊本行き路線の利用促進 |
ターゲット | ファミリー層、若い女性グループ |
就航路線 | 羽田-熊本・長崎・大分・宮崎・鹿児島線、那覇-宮崎・鹿児島・神戸線 |
日本航空「AIRくまモン」
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