くまモンは今や食品分野だけに限らず、さまざまな商品・サービスのプロモーションに貢献している。誕生からまだ3年しか経たないにもかかわらず、同じ企業が繰り返し起用する場合も多いのは、前例で実績を残したからこそだろう。この3年間でくまモンが起用された主な企業プロモーションを、業種ごとに5回に分けて振り返り、起用の理由や反響を紹介する。
三井ガーデンホテル熊本(運営:三井不動産ホテルマネジメント)「くまRoom®」
さまざまなくまモングッズが用意されたツインルーム3室の提供を開始したところ好評で、現在はツイン5室、セミダブルルーム5室に拡大。室内のミネラルウォーター、オリジナルポストカード、クリアファイルは持ち帰り可能。
(左)持ち帰り可能なグッズ
起用理由
くまモンが「ゆるキャラグランプリ2011」で優勝したことから、熊本エリアの観光誘致と活性化につながると考えた。
反響
月間稼働率は平均70%弱で、今年度はさらに伸びる見込み。春休みや夏休みなどの期間は予約困難な場合もある。また、全国ネットのテレビ番組4本、ローカル番組2本、新聞6紙、雑誌3誌、ウェブメディアで多数紹介され、ブランド認知拡大に寄与している。
販売期間 | ツイン2012年5月11日~、セミダブル13年6月27日~ |
告知メディア | 自社サイト、ニュースリリース |
目的 | 地域PRへの貢献、平日のツイン利用促進 |
ターゲット | レジャー客、観光客 |
料金 | ツイン9400円~、セミダブル6600円~(いずれも2名1室) |
ホテルニューオータニ熊本(運営:熊本駅前ビル)「くまモングッズデザインルーム」
県内の学生から募集したアイデアを基に、「夢見る熊本の旅ルーム」「ラブラブルーム」「わんぱくキッズルーム」を各タイプ2室ずつ造成。
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