4月15日、神戸と宮崎を結ぶ宮崎カーフェリーの「フェリーたかちほ」が就航する。新船が建造されるのは25年ぶりで、コロナ禍における明るいニュースとして県内でも話題だ。
今回、プロモーションのクリエイティブを手がけたのが博報堂プロダクツ九州支社。クリエイティブディレクターの竹本紗希子さんは「認知・顧客獲得の起爆剤にだけでなく、新船就航を機に今一度船旅でこそ得られる価値を伝えようと提案しました」と振り返る。
CMやWebサイトなどに幅広く使われているのが、永井博さんの描き下ろしイラストだ。大瀧詠一らの楽曲のカバーイラストでも知られる永井さんの作品は今、若年層からの支持も厚い。「永井さんからは『船の絵を描いてみたいのでぜひ』と快諾いただきました。南国感が溢れ、ノスタルジックな雰囲気とフェリーの相性は抜群。シティポップブームもあり、幅広い世代に親近感を抱いてもらえるのではと思いました」。
さらに、今回は音楽レーベル「カクバリズム」に所属する二階堂和美、浜野謙太らによる楽曲...