
「弾けて混ざれ。」というコピーと渦モチーフが印象的な、職人を主役に据えたポスター。

披雲閣で行われたマッチングイベントの様子。

展示会の様子。石加工集団「たぶん、加工。」とプロダクトデザイナーの花澤啓太さん、丸亀うちわ職人の三谷順子さんとアートディレクターの小杉幸一さんなどの共創作品が並び、農園主の河田薫さん、香川漆器職人の佐々木康之さんとヴィーガンレストラン「菜道」とのコラボメニューも登場。
1月22・23日、高松市にある重要文化財「披雲閣」で、合同展示会「SANUKI ReMIX」が開催された。会場に並んだのは、香川漆器や丸亀うちわの新製品。ただし単なる伝統工芸品ではなく、つくり手である地域の“アーティザン”(職人)がアーティストやクリエイターと共創して生み出したものだ。職人探訪ツアーやトークセッションも行われ、コロナ禍ながら予約制で約400人が参加した。
企画したのは、地元でブランディングや広告制作を手がける「人生は上々だ」代表の村上モリローさん。発端は披雲閣のプロモーション依頼で、ここでしかできないことと、この土地でやるべきことの二軸で考えて生まれたイベントだという。