宮本常一のまなざしや思想から考えるアート
サイトスペシフィック・アート~民俗学者・宮本常一に学ぶ~
生涯にわたり日本全国をくまなく歩き、それぞれの土地の特長やそこに生きる人々の知恵を、独自のやり方で民俗学のなかに蓄積してきた学者 宮本常一。旅をしながら個々の土地に根差した実践を試みた宮本のまなざしや思想を伝えるとともに、サイトスペシフィックな試みや地域の中で、社会とのかかわりを体現しているアートプロジェクトやアーティストに焦点を当てた展覧会が、市原湖畔美術館で開催中だ。参加アーティストは、木村崇人、栗田宏一、曽我英子、竹腰耕平、中﨑透、西野達、深澤孝史 …