日本貨物鉄道(JR貨物)北海道支社は2月14日、定年を控えた同社のベテラン運転士にスポットを当てた新聞広告を展開した。「牽引役の引退。」とタイトルがつけられたこの広告には、「人手不足を受けて運転士になったのは40歳のこと。」「妻の『勤続』に感謝したい。」と、いち社員のリアルな日常や心情が綴られている。
同社では、2016年から6回にわたって「野菜を運ぶ貨物」「新幹線とすれちがう貨物」とテーマを絞った新聞広告シリーズを実施してきた。貨物輸送業の実情を伝えるとともに、その必要性を感じてもらうことが目的だ。北海道では鉄道廃線のニュースが話題に上がることが多く、JR貨物と北海道旅客鉄道を混同しているケースも多々ある。そうした現状に対して、主要インフラとして北海道の経済を支えているということを現場の様子を通じて発信している …
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