広島・呉の日本酒メーカーである千福・三宅本店は、2017年12月に15年ぶりとなるCMの放映をスタートした。呉市在住の夫婦を起用し、「母を大事に。妻を大事に。それが広島の男じゃけぇ。」をメインコピーに展開している。
三宅本店は創業160年を超える老舗で、以前は「千福一杯いかがです♪」のサウンドロゴで西日本を中心にCMを展開していた。そうした伝統的なブランドを今に引き継いでいくために、一歩踏み込んだコミュニケーションを実施することが今回の目的だ。そもそも「千福」という日本酒は、初代の三宅清兵衛が「家庭を支える女性を称えたい」という思いから、母(フク)と妻(千登)の名前から1文字ずつ使用し「千福」を命名したことに始まっている …
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