音楽家、小説家、映画評論家、アーティストなどの顔を持つ男
中原昌也個展
ノイズユニット「暴力温泉芸者」や「Hair Stylistics」名義での、国内外での音楽活動。さらには三島由紀夫賞、野間文芸新人賞、ドゥマゴ文学賞を受賞した小説家として、また映画評論家としてもその名を知られている他、コラージュやペインティングを中心に作品を発表する美術作家としても制作活動を行っている中原昌也。国内では2012年以来、約5年ぶりとなる本格的な個展が、WAITINGROOMで5月27日から始まる。
本展は、多岐にわたるジャンルにおいて表現活動を続ける中原ならではの展示。ペインティング、ドローイングはもちろん、コラージュ、映像、そしてサウンドを使った新作で構成される。



(C)Masaya MAKAHARA, courtesy of WAITINGROOM
中原昌也個展 | |
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5月27日~6月25日 WAITINGROOM |
聖なる光を湛えた油彩とオブジェ
久保田香個展「Lichter」
1997年から2016年までドイツを拠点に活動していたアーティスト 久保田香。彼がここ数年制作してきた油彩とオブジェを集めた展覧会「Lichter」が、5月19日からGallery 20202で開催される。
「Lichter」は、ドイツ語で光を意味する「Licht」の複数形。単数形の「Licht」には「聖なる光」という意味がある。複数形にその意味はないのだが、それもふまえて、あえて複数化してタイトルにしたという。久保田にとって、「Lichter」は太陽の熱=光であり、その子供である地球のマグマの熱=光、そのまた子供である地球上のあらゆる生命の鼓動=熱=光を意味している。そんな彼ならではの光の世界を堪能したい。

「Lichter」2016年、180×180cm、キャンバスに油彩

「Lichter」2015~2016年、流木にアクリル、流木に油彩
"Lichter"久保田香 個展 | |
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5月19日~6月10日 Gallery 20202 |
メディア芸術祭大賞に『シン・ゴジラ』『君の名は。』
第20回文化庁メディア芸術祭
アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門において優れた作品を顕彰するとともに、受賞作品の鑑賞機会を提供するメディア芸術の総合フェスティバル「文化庁メディア芸術祭」。第20回は、過去最高となる世界88の国と地域から4034作品が寄せられた ...