15年ぶりの国内美術館での展示で日本未発表作品も公開
カールステン・ニコライ:Parallax パララックス
ベルリンを拠点に、alva noto名義でミュージシャンとしても活動し、日本でも人気が高いアーティスト カールステン・ニコライ。日本国内の美術館においては約15年ぶりとなる個展が、3月18日から市原湖畔美術館で開催される。
ニコライは人間の知覚や光、音、自然現象などの持つ特性やパターンに注目し、美術・音楽・科学の領域を行き来する作品を国際的に発表し続けている。
「パララックス(視差:2つの異なる点から見ることで対象が異なって見える視覚効果)」と題された本展は、同美術館の持つユニークな展示空間に合わせて、18m長のプロジェクション作品や吹き抜け空間を活用したサウンドインスタレーションを含む6つのプロジェクトで構成。日本未発表の作品を含む、サイトスペシフィックな展示が行われる。3月18日には、オープニング記念としてニコライによるトークイベントも開催される。
カールステン・ニコライ:Parallax パララックス | |
---|---|
3月18日~5月14日 市原湖畔美術館 |
写真家メイプルソープの不朽の名作
Memento Mori
写真家ロバート メイプルソープの作品展「Memento Mori」が、シャネル ネクサス・ホールで開催される。本展では建築家ピーター マリーノのプライベートコレクションから、静物や花、ヌード、そして肖像等を写した作品、およそ90点を展示する。
企画・構成にあたったピーター マリーノは ...