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広告業界トピックス

出版社系Webメディアは「長期的ファンづくり」に貢献できるのか

今泉 睦

「地球温暖化」から「地球沸騰」へ 混乱が続く世界はどうなっていくのか

ここ数年毎年のように現れ災害を起こす線状降水帯も梅雨前線が消え去り、日本は一転して「猛暑」となっている。「地球温暖化」から「地球沸騰」と国連が警鐘を鳴らしたのも納得がいく暑さだ。この暑さは日本だけでなく世界中でも同様らしくあちらこちらで災害となっている。コロナもまた拡がりを見せており、ウクライナ情勢も不透明な状況で、核拡散防止条約やアフリカの一部に混乱が見られ始めた。火種は小さいうちに消したい。

3協会が主体のセミナーには講談社やビデオリサーチなどが登壇

7月20日、日本アドバタイザーズ協会、日本雑誌協会、日本雑誌広告協会の3協会が主体となって、「出版社Webメディアはデジタルマーケティングの新たな一手になるのか~M-VALUE DIGITALミッドファネル効果検証レポートより~」と題したセミナーが行われた。

一杯となった会場では、①デジタル広告の現状とM-VALUE DIGITALの位置づけ/講談社長崎亘宏氏、②M-VALUE DIGITAL調査概要報告/ビデオリサーチ 中山不尽子氏、③パネルディスカッション/花王 立山昭洋氏・集英社 古賀路氏・博報堂DY-MP前川昌子氏・ビデオリサーチ 中山不尽子氏、の3つのセッションが行われた。本セミナーの趣旨と調査実施に関して、長崎氏から次の検証課題が説明された。

①雑誌メディアが持つメディアブランドとコンテンツがWebメディアになったとしても広告効果として反映されるか?②出版社系Webメディアと一般のWebメディアとで情報源としての使われ方に差があるのか?③出版社系...

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